ネット証券会社の便利な注文方法を比較

ネット証券会社の魅力のひとつが、自動注文が多彩であることです。

  • 保有株に対して、利益確定と損切りの注文を同時。
    一回の注文で、上昇・下落のどちらの値動きにも対応できる。
  • 設定した株価で購入し、続けて設定した株価で売却する。
    一回の注文で、買いと利益確定ができる。

証券会社を選ぶ時の基準として「手数料の安さ」で選びがちですが、「注文システムにどんなものが用意されているのか?」も考えると、後々注文がラクになります。

こちらでは、各証券会社の注文システムを比較して紹介したいと思います。

証券会社の注文システムの違い

主要ネット証券と店頭証券の一部の注文システムを一覧にしてみました。

単純に注文システム()が多いほど、様々な場面で対応できるので使い勝手がよくなります。

また、有効期間が長いほど再発注しなくて良いのでラクです。

カブスル調べ:2025.7.7時点
証券会社 指値と逆指値
の同時注文
1回で
連続注文
約定価格に
連動した注文
最大有効期間
マネックス証券 OK
ツイン指値
OK
連続注文
OK
リバース注文
30日
松井証券 OK
追跡指値注文
OK
返済予約注文
OK
返済予約注文
週末
三菱UFJ eスマート証券 OK
W指値
OK
リレー注文
Uターン注文
no 3週間
楽天証券 OK
逆指値付通常
OK
セット注文
no 30営業日
SBIネオトレード証券 OK
OCO注文
OK
IFDO注文
no 30営業日
SBI証券 OK
OCO注文
OK
IFDOCO注文
no 15営業日
岡三オンライン OK
OCO注文
OK
IFDONE注文
no 10営業日
SMBC日興証券
ダイレクトコース
no no no 週末
野村證券 no no no 7営業日

マネックス証券は、注文システムが豊富でさらに有効期間も長いです。

【同時注文】指値と逆指値を同時に注文

保有株に対して「指値注文」と「逆指値注文」を同時に出します。

利益確定と損切り(ロスカット)の、売り注文を同時に発注できるので非常に便利です。

各証券会社で呼び名が違いますが、注文の仕組みは一緒です(統一してほしい・・)

ツイン指値、W指値、OCO注文

カブスルは、保有株に売り注文を出す時に、こちらの注文方法をよく利用しています。

  • 株価の値上がり時に、利益確定を自動で行う
  • 株価の値下がり時に、損切りを自動で行う

持ち株に対して、株価の値上がり・値下がり両方をケアした売り注文を一度に出せるのが魅力です。

マネックス証券は有効期間が30日間なので、注文後ほったらかしにしています。

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【連続注文】1回で2つの注文を発注

最初に発注した注文が約定したら、自動的に次の注文を発注するといった「連続した注文」が可能になる注文方法です。

使い方は主に次の二通りです。

  • C株を1,000円で購入して、1,100円で売却する
  • 持ち株のA株を売却したら、B株を新規に買う

一度の注文で購入から利益確定まで

株を設定した価格以下(指値)で購入し、設定した株価以上(指値)で売却ができます。

つまり、一度の注文で購入から利益確定まで行えます。

同時注文

一度に「買い」と「売り」の注文を出せるのが特徴です。

仕事前や出掛ける前に、一度に注文を出しておけるので、売買チャンスを逃しません。

ワンポイント

  • 通常の注文の場合
    1. 1,000円で指値買いを注文(1回目)
    2. 購入を確認
    3. 1,100円の指値売り注文(2回目)
  • 連続注文(Uターン注文)の場合
    親注文で1,000円指値買い、子注文で1,100円で指値売り注文

持ち株を売却して新規に株を購入する

とある株を購入したいけど資金が足りない…。
保有株を売却してから、自動でその株を購入したいといった際に便利です。

連続注文、リレー注文

一度に連続注文ができますので、保有株が売却できたかどうかを確かめる必要がありません。

ロスカットにも とても便利!

反対売買は、損失を抑えるロスカットにも大変便利です。

ある株に対して「買い注文」を出し、同時に「逆指値注文」を出すことにより株価下落時の自動売却ができます。

たとえば、買い注文をしたものの・・・出掛けている間に下落するのが怖い場合など。
ロスカット対策しておくことで、大幅な下落前に売却をすることができます。

マネックス証券のリバース注文によるロスカット

【超便利!】約定価格を基準にした連続注文

注文を発注する際に、約定価格を基にした反対売買注文を予約できる注文方法です。

めちゃくちゃ便利な注文方法ですが、利用できる証券会社は限られています。

マネックス証券と松井証券の場合は「約定価格+50円」などの設定ができます。
(連続注文の場合、売り注文の価格は「固定」)

自動売買で1万円の利益が欲しい場合、次の注文をだします。

  • リバース注文:2,000円以下で100株購入、購入価格+100円で売り注文
  • 連続注文:2,000円以下で100株購入、指値売り3,000円

注文設定後、1,500円ではじまり2,000円で終わった場合、

  • リバース注文:1,500円で100株購入、1,600円で売却(1万円の利益)
  • 連続注文:1,500円で100株購入、指値に届かず売却できず(売れず…)

短期売買で利益を得たい場合、約定価格に対して±〇円という注文を出せるので、非常に便利な注文方法です。カブスルは次に紹介するIPO投資で利用しています。

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マネックス証券のリバース注文で小遣い稼ぎ

カブスルは たまに小銭を稼ごうとマネックス証券リバース注文で自動取引しています。

上場したばかりのIPOの株価は上下に乱高下しやすく、初値より上昇するか下落するか読めません。
ですが、下落に転じる前にもピョコンと上昇することがあるので、このピョコンを狙い撃ちしています。

例として、アピリッツでは次のようにリバース注文をしました。

連続注文で売買
  1. 上場したIPOの買い注文ページを開き、リバース注文に切り替える
  2. 【親注文】買い注文で、指値買い注文をいれる
  3. 【子注文】売り注文で、約定価格(親)に+50円を選択して注文

アピリッツは初値で購入し、初値から+50円になったところで自動で売却。
約5,000円の利益となりました。

+50円の部分は自由で、+20円と低く設定すれば利益は少ないが取引が成立しやすく、逆に+80円と高くすると利益は大きくなるが失敗しやすくなります。

新規に上場したIPO株は、値動きが激しいので こちらの手法を行う際は自己責任でどうぞ。

投資初心者には薦めていません。取引になれた中級者以上だと活用しがいがあると思います。

Youtubeでもリバース注文の出し方について説明しています。
公募割れするIPOはピョコンとした反発もないまま株価が沈む場合がありますので見送るのも大事です。

なお、書籍でもこちらの手法を紹介しています。

各証券会社独自の注文方法

各証券会社で独自に用意している注文システムです。

証券会社 証券会社独自の注文方法
マネックス証券

・期間指定注文
当日中、当日前場のみ、当日後場のみ、今週中、今月中、任意の期間指定(最大30日)のいずれかの有効期間を自由に指定。

三菱UFJ eスマート証券

・トレーリングストップ
高値/安値に合わせてリアルタイムで逆指値注文を自動修正する自動売買。

・±指値®
「始値・終値・約定価格」を基準とした注文が出せる自動売買。

・時間指定注文
「○時○分になったら」「○分後になったら」といった時間を指定して発注/訂正/取消できる自動売買。

SBI証券

・SOR注文
複数市場から最良の市場を選択して注文を執行する形態の注文方法。

SMBC日興証券
ダイレクトコース

・日興VWAPトレード
現在値を基準として、買いの場合は「以下」、売りの場合は「以上」の価格を指定し、その価格に到達した時点で「成行」または「指値」注文を発注する注文方法。

SBIネオトレード証券

・逆指値M
当日の金融商品取引所で成立した価格ごとの売買高で加重平均した価格をもとに売買する注文方法。
当日の値動きを気にすることなく平均的な価格で売買できます。

注文方法は多いほど便利です。
取引に合った注文方法を選択するように気を付けましょう。

証券会社により名称が違ったりするので、少し慣れは必要ですが…。

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